シリコンバレーを牽引する Top Tier ベンチャーキャピタルレポート

このレポートからわかること

●シリコンバレーのスタートアップエコシステム
●トップVC各社の特徴や投資先（Kleiner Perkins（KPCB）、New Enterprise Associates（NEA）、Andreessen Horowitz (a16z)）

※今回TECHBLITZ上で配布する「シリコンバレーを牽引する Top Tier ベンチャーキャピタル」レポートは一部項目のみの短縮版となります。下記コンテンツを含んだ完全版は「BLITZ Portal」会員のみに配布いたします。

[完全版で追加される内容]

黎明期から現代に至るシリコンバレーの歴史

VCの父「アーサー・ロック」「ジョルジュ・ドリオ」

トップVC各社の特徴や投資先（Sequoia Capital、Accel、Khosla Ventures、Y Combinator）

そもそもシリコンバレーと他のエリアの違いとは

　名だたるスタートアップ企業を輩出し、スタートアップの「聖地」とも表現される米カリフォルニア州のシリコンバレー。世界各地で「次のシリコンバレー」の実現を目指した取り組みが行われているにもかかわらず、シリコンバレーの優位は明らかな状態です。

　シリコンバレーの強みは、世界を牽引するハイテク企業、毎年優秀な学生を送り出す大学、チャンスを求めて集まる人材、長年にわたる経験と実績に基づき潤沢な資金を託されるベンチャーキャピタル(VC)が織りなす相互のネットワーキングの機会、参考になる数々の成功(と失敗) 事例、果敢にリスクを取る姿勢に敬意を払う文化などが複合的に組み合わさっているところにあると言われています。

「鳥の目」「魚の目」の視点でシリコンバレーを把握する

　本レポートでは、TECHBLITZ編集部が日々その動きを注視している米シリコンバレーのトップVCに焦点を当てました。紙面の関係上、記載しきれなかったベンチマーク先VCは数多くありますが、今回は歴史的背景やファンド総額、近年の話題性などを総合的に判断しピックアップしています。

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Top Tierベンチャーキャピタル

　伝統あるVCであるKleiner Perkins、Sequoia Capitalをはじめとした著名VC6社を創業年順に紹介します。また、今日のVCのあり方に看過できない影響を与えたと言われる、アクセラレーターY Combinatorについても取り上げます。本記事内では、Kleiner Perkins(KPCB)の特徴を紹介します。

レポート内で紹介しているVC、アクセラレーター

Kleiner Perkins(KPCB)
Sequoia Capital　※
New Enterprise Associates(NEA)
Accel　※
Khosla Ventures　※
Y Combinator　※
Andreessen Horowitz(a16z)

※ BLITZ Portal会員向けの完全版レポートのみに掲載

老舗VC、Kleiner Perkins (KPCB)

　2022年に創業50周年を迎えた老舗VC。Shockley Semiconductor Laboratoryを飛び出してFairchild Semiconductorを創業した「8人の裏切り者」のひとりユージン・クライナーと、HPでコンピュータ事業を牽引していたトム・パーキンスが中心となり立ち上げたVCです。創業者4名 (Kleiner / Perkins / Caufield / Byers) の頭文字をとって、KPCBとも呼ばれています。

　金融業界出身者ではなく、エンジニア出身者によるテクノロジーに精通したVCとして、半導体および関連産業を軸に投資をスタート。Tandem Computers、Genentech、Sun Microsystems、Compaq、AOL、Amazonなどに出資し、黎明期からシリコンバレーを支えてきました。2000年代に入り一時凋落がささやかれたものの、SaaS企業などへの投資を成功させ復活を果たしました。