アメリカでは24州でキャナビス(大麻)の医療用目的での購入、10州で嗜好用目的の購入を認めており、一般の人が簡単にオンラインや実店舗でキャナビスを購入することが可能だ。キャナビス産業にはキャナビスの栽培と製品製造企業(ブランド)とそれらを売るリテールがいる。そこでLeafLinkはアメリカの10州にてブランドとリセーラーが利用するBtoBのキャナビスのマーケットプレイスならびにオペレーティングシステムを提供している。今回はCEOでCo-founderのRyan Simith氏に話を聞いた。

Ryan Smith
LeafLink
Co-founder & CEO
Colgate University卒業。EcoCampus、Trupolyを創業後、2015年にLeafLinkを創業、CEOに就任。

アメリカでは30州以上で合法

―まずはじめにキャナビスマーケットについて教えてください。

 現在、国際的にキャナビスマーケットは勢いよく成長しているマーケットです。アメリカ国内でいうと、30州以上で医療用または嗜好用のキャナビスの使用が合法化されています。おもしろいことにアメリカ政府はいまだにキャナビスを使用したプロダクトや苗そのものを認めてはいません。しかし法的措置をとったこともありません。州が強固なサプライチェーンを作り、キャナビスを使用した製品と苗に関連する産業を作っているからです。

 カナダでは国全体でキャナビスを合法化しました。ヨーロッパや南アメリカなどでも合法化の動きが進んでいます。いま大きな波がやってきていると確信しています。アメリカでも国をあげてのキャナビスの合法化が行われるはずです。

 そしてコロラド州やカリフォルニア州、ワシントン州などの多くの州ですでに合法化されています。

―日本ではいまだに違法であり、キャナビスは悪いものという印象を持っている人が多くいます。

 たしかに、特定の年齢層には教育や特定の文化には橋渡しが必要だと考えます。ゲームチェンジャーとなり得るのは、キャナビスの医療的な価値だと考えます。これが懐疑的な方への啓蒙のきっかけになればと思います。

 医療用キャナビスは痛みや不眠症などを抱えるお年寄りの多くが利用の対象となりますし、ガン治療などを経験した方にも有効的です。キャナビスがメインストリームになれば自ずとこのようなことを知ることが増えると思います。

ブランドとリテーラーをつなげるBtoBマーケットプレイス

―では、LeafLinkのビジネスについて教えてください。

 私たちはキャナビスのBtoBマーケットプレイスです。キャナビスを買いたいリテールとキャナビス製品を販売しているブランドをつないでいます。例えば、あなたがリテールの人間で50社もの異なるブランドからプロダクトを購入しなければいけないとしましょう。購入するために電話をしたり、メールを送ったりする代わりにLeafLinkのサイトへ行き、商品をカートへ入れ、発注ボタンを押すだけで購入を完了することができます。私たちはキャナビス産業で新しいサプライチェーンの働き、新しい卸売取引のかたちを作りたいと考えました。

 また製造業者向けに発注マネジメントツールを提供しています。製造業者はLeafLinkを利用して製品を倉庫から出荷し、リテーラーに届くまでを追跡することができます。そして、それらのデータをプラットフォーム上で見ることが可能です。

Image: LeafLink

―他にもプラットフォームを提供していますね。

 そうですね。サービスマーケットプレイスというサービスを提供しています。例えば、弁護士やコンサルタント、フォトグラファーなどはキャナビスを扱うライセンスを持っていません。しかし彼らの中にはキャナビス産業で何かサービスを展開したいと考える人もいます。彼らはこのサービスマーケットプレイスを利用して、キャビナス事業者にビジネスをオファーすることができます。サービスマーケットプレイスはこのようなキャナビスを扱うライセンスを持たない人たちとすでにキャナビス産業でビジネスを始めている人とをつなぐ役割を果たしています。

―LeafLinkのプラットフォーム上にはどのくらいのブランド、リテーラーが参加しているのでしょうか。

 1000以上のブランド、3000以上のリテーラーがプラットフォームにいます。また私たちは今年4月、市場で私たちの取引額が10億ドル以上に達する見込みです。これはキャナビス市場の15〜16%の取引になります。

キャナビスマーケットの未来

―最後に将来の展望について聞かせてください。

 この産業はとても新しく、新しいモデルを作ることが簡単にできます。いま多くのビジネス、ルール、新しいグループが生まれてています。そこで私たちはこの産業のプロセス、スタンダードを作り、この産業にいる人がビジネスを成長させるだけでなく、5年後、10年後に外のマーケットからもLeafLinkがあるからビジネスを始めようと思ってくれるようになりたいと考えています。



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