「より生産的」になるイノベーションを創出するには
Siriやコンピューターマウスの技術を生み出した、世界最大級の研究機関SRI「イノベーションを起こす5つの原則」」
インターネットの原型となるArpanet(アーパネット)、コンピューターマウス、遠隔操作手術システム「ダ・ビンチ」や、音声アシスタント機能「Siri」など、人々の生活を変える技術を生み出してきた研究機関SRIインターナショナル。本国アメリカのほか唯一の海外法人を日本に設け、日本企業のイノベーション創出をサポートしている。日本法人代表のYoussef Iguider(イギデル・ユセフ) 氏に、同社が確立したイノベーションの原則について聞いた。
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これまでと全く別の概念でコンテンツを「見る」
現実空間にデジタルを融合。空間コンピューティングのMagic Leap
「テクノロジーが人間に調和する、より良い世界の創造」をミッションに、空間コンピューティング(Spatial Computing)の実現を目指すMagic Leap。世界中から資金調達する同社は、日本ではNTTドコモ社と資本・業務提携に合意しており、5G時代における新サービスの創出と市場拡大を狙う。今回はGlobal Communications DirectorのJulia Gaynor氏に話を聞いた。
「より難しく、より大きな問題」を解決したい
世界最小ディスプレイを搭載したスマートコンタクトレンズを開発するMojo Vision
約5年の開発期間を経て、世界最小ディスプレイを搭載したコンタクトレンズ「Mojo Lens」を公開したMojo Vision。人の活動を邪魔せず、現実社会に溶け込むInvisible Computing(隠れたコンピューティング)を追求し、実現する唯一の企業だ。今回はCo-founder & CTOのMichael Wiemer氏に話を聞いた
働く人が「ホスピタリティの提供」に集中できるようにするために
「料理を運ぶ」自律走行型の配膳ロボットPenny
Bear Roboticsは、簡単な操作で誰でも使うことができ、人々が行き交う飲食店内で、正確、安全、素早く料理や飲み物を運ぶことができる、AI搭載の自律走行型ロボット「Penny(ペニー)」を開発・製造・販売するスタートアップだ。今回はCo-founder & CEOのJohn Ha氏に話を聞いた。
欲しい情報を常に「見せる」
QPIベースのマイクロディスプレイでモバイルユーザーの視覚情報を増やすOstendo
Ostendoは、独自開発したQuantum Photonic Imager(量子フォトニクスイメージャー)技術をベースにマイクロディスプレイの製品化を進め、特にウェアラブルデバイスでの活用が期待されている。これまでに2億8000万ドルの資金調達に成功し、80億台以上存在するコンピューターデバイスをターゲットにしている。同社の創業者でChairman & CEOのHussein S. El-Ghoroury氏がTECHBLITZの取材に回答した。
「地図に記載のない場所」を見つけるために
3つの言葉で、地球上のすべての場所を特定できるwhat3words
たとえばスポーツの試合を観に行ったスタジアムで「F42」という特定のゲートの場所を知りたいときや登山中の正確な場所を知りたいとき、どこに行けばいいか、どこにいるかを知るのに苦労をしたことはないだろうか? what3wordsは地球上を3㎡の正方形に分け、そのすべてに3つの言葉の組み合わせで名前をつけるというユニークなサービスを展開している。 CEOのChris Sheldrick氏に話を聞いた。
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300を超える特許をもとに完成 危険な場所での作業も効率化
人のできない仕事を助ける、産業用ロボットSarcos Robotics
Sarcos Roboticsは最先端のロボット工学を駆使した各種ロボットを製造し、人間にとって危険な場所での作業などを効率的に実行できるようサポートする企業だ。今回はExecutive Vice President & CMOのKristi Martindale氏に話を聞いた。