このレポートからわかること
●2022年の百度(バイドゥ)動向
自動運転タクシー、メタバース、デジタルヒューマン、AIGC
●2022年の阿里巴巴(アリババ)動向
EC、物流、カーボンニュートラル
●2022年の騰訊(テンセント)動向
ミュージック・エンターテインメント、ロボットとセンサー技術、介護 / 医療
●2022年の華為(ファーウェイ)動向
車関連、鉱山ソリューション、メタバース
●2023年のBATH動向見込み
ジャンシン(匠新)とは
Image: ジャンシン(匠新)HP
2015年に上海で立ち上げられたジャンシン(匠新)は日中間でのスタートアップやイノベーションの相互連携を推進しているアクセラレーターです。設立以来、業界ごとのイノベーション状況解説や現地スタートアップを招いたハッカソン、ピッチイベントなど数多くのサービスを通じて大企業とスタートアップのイノベーション実現を促進しています。
2022年のBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)の動向整理と2023年の動向を把握
2022年BATHの動向紹介(一例)
騰訊(テンセント)ー ミュージック・エンターテインメント
テンセントは音楽を題材とする国内初のメタバースソーシャルプラットフォーム「TMELAND」を創出し、コンサートの開催事例が生まれております。
中国国内で初めて音楽をメインテーマとしたメタバースソーシャルプラットフォームで、高度な没入体験ができると同時に、開放的な「コンサートステージエリア」や複数の企業やブランドなどが連名で構築したバーチャル建築物が立ち並ぶ「連名建築物エリア」、バーチャルライブ中継スタジオなどが集まる「UGC(ユーザー自身が作るコンテンツ)エリア」、そしてゲームコンテンツが集まる「インタラクティブ楽園空間」という4つのエリアが用意されています。
2022年5月22日に開催されたOZ未来コンサートのオリジナルコンテンツは、TMELANDとアディダスが共同制作し、アディダスが自社で構築するメタバースプラットフォーム「OZWORLD」の特別ゲストであるミュージシャンたちがが出演し、コンサートステージ上でアディダスのファッションを身にまとったアバターが、歌いながらパフォーマンスを披露しました。
華為(ファーウェイ)ー スマートカーソリューション
華為(ファーウェイ)は、自社の光学技術を応用したAR-HUDの量産化に成功し、すでにそれを搭載した乗用車モデルが市場で販売されています。
2021年9月6日、ドイツのミュンヘンで初めて開催された、国際自動車&スマートモビリティ展(IAA MOBILITY)において、拡張現実ヘッドアップディスプレー(AR-HUD)を活用したスマートコックピットソリューションを発表し、2022年5月19日には、上海汽車集団傘下の自動車ブランド「飛凡汽車(Feifan Auto)」と共同で、主力モデル「R7」にファーウェイのAR-HUDを搭載することを発表しました。
ポイントは、以下の3つです。
- 量産前提の自動車に搭載するAR-HUDとして、視野角が最大の左右13度×上下5度の視野角を実現。ドライバーは、運転手の前方7.5mの位置に設定された表示エリアに、リアルタイムで投射されたディスプレーで運転関連情報を見ることができる。
- 業界最高レベルの1920×730の高解像度AR-HUDにより、複雑な道路状況や悪天候下でも、画面がはっきり表示される。
- 10L(リットル)という小さな体積に抑え、AR-HUDの商用実装を容易にし、車内が空間の不足によりAR-HUDを設置できないリスクを最小限に抑えている。
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