本レポートでは、注⽬度の⾼いシード‧アーリーステージスタートアップに着⽬することで、次世代技術の芽や次の成⻑領域を探ることを⽬的としています。第1回となる今回は「エネルギー」分野にて、直近⼀年間で特に資⾦調達額の⼤きかったシード‧アーリーステージの企業をピックアップして、そこから見えるトレンドトピックとあわせてご紹介します。
※レポート本誌は、「BLITZ Portal」にて2025年12月にご利用企業向けに発刊しております。

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資⾦調達の傾向をサクッと把握!「BLITZ Portal Snapshot 【石油ガス・エネルギー編】 vol.1」
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エネルギー関連の概況

出典:McKinsey & Company “Global Energy Perspective 2025

 ⼈⼝増加や新興国‧途上国における経済成⻑などを背景に、世界のエネルギー消費量は近年、増加傾向が続いています。ある調査*によれば、エネルギー消費量は2030年頃まで増加を続け、その後の増加ペースは鈍化に転じる⾒通しとされています。こうした⾒通しには、技術⾰新によるエネルギー効率向上への期待が織り込まれており、世界中でそのための技術開発が鋭意進められています。

 このような状況の中、世界各地の企業では、拡⼤するエネルギー需要に対応しつつ、「2050年カーボンニュートラル」実現を⽬指す取り組みが加速しています。その中でも特に機動⼒を発揮しているのがスタートアップであり、化⽯燃料への依存を低減する持続可能性の⾼い、⾰新的なエネルギー⽣産技術の開発が進められています。加えて、ロボットやドローン、AIなどの先端技術を活⽤し、既存のエネルギーインフラの運⽤や点検を効率化‧最適化するソリューションの展開も広がっています。

 ライジングレポートでは、注⽬度の⾼いシード‧アーリーステージスタートアップに着⽬することで、次世代技術の芽や次の成⻑領域を探ることを⽬的としています。今回は、世界のエネルギー関連スタートアップの中から直近⼀年間で特に資⾦調達額の⼤きかったシード‧アーリーステージの企業をピックアップし、そこから⾒えるトレンドトピックとあわせてご紹介します。皆様の情報探索の⼀助となれば幸いです。

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大型資金調達($100M以上)を実施した、新興シード‧アーリースタートアップを紹介

 本レポートでは下記の内容を取り上げております。

  • シードステージの資⾦調達 Top10
  • アーリーステージの資金調達 Top10
  • トレンドトピック①〜⑤に関するスタートアップ紹介
  • 協業事例(4件)
 直近1年間で大型資金調達($100M以上)を実施した、新興シード‧アーリースタートアップを一部紹介いたします。
※以下の資金調達額累計は2025年12月初旬時点の数値となります。

電子力発電

Valar Atomics
数百〜数千の⼩型モジュール原⼦炉から成る「ギガサイト」構想

image : Valar Atomics HP

原子力発電所のギガサイトを構築可能な、ヘリウム冷却式高温ガス炉をベースとした小型モジュール原子炉(SMR)。同社のSMRの燃料は、濃縮ウラン粒子をセラミックと炭素層で3重に被覆した三重等方性(TRISO)被覆燃料粒子を使用する。

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インフラの効率化

VEIR
最⼤10倍の電⼒を供給する超電導ケーブル

image : VEIR HP

従来と同じ電圧レベルで送電網の電力容量5~10倍増を実現する超電導ソリューション。送電網の拡充が時間とコスト、土地スペースを必要とするのに対して、同社は鉄塔や電柱の間に張られているケーブルの能力増強を通して電力需要の高まりに応える次世代の超電導ソリューションを開発する。

核融合発電

Commonwealth Fusion Systems
MIT発の商用の小型核融合炉

image : Commonwealth Fusion Systems HP

商用の小型核融合炉を開発する、MIT(マサチューセッツ工科大学)からのスピンアウト企業。核融合炉に使われる強力な高温超伝導(HTS)磁石を開発。20テスラの磁場を発生させる大口径磁石を製造し、実証実験にも成功した。


 グローバルな技術トレンドの把握や、スタートアップ調査、事業アイデア創出といった場面で、本レポートが少しでもお役に立てれば幸いです。

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