※レポート本誌は、2026年7月に「BLITZ Portal」ご利用企業向けに発刊しております。
ジャンシン(匠新)とは
Image: ジャンシン(匠新)HP
2015年に上海で立ち上げられた、日系事業会社向けに日中オープンイノベーション共創を推進するアクセラレーターです。設立以来、業界ごとのイノベーション状況解説や現地スタートアップを招いたハッカソン、ピッチイベントなど数多くのサービスを通じて大企業とスタートアップのイノベーション実現を促進しています。
中国のビッグ4「BATH」の最新トレンドと今後の動向
BATHとは、米国のGAFAと共通の事業ドメインを軸として20世紀に誕生した、業界影響力などの5つの点で優れた中国のメガテック企業。 本レポートでは以下の内容をまとめています。 〇中国「BATH」の概要
- 百度(バイドゥ)
- 阿里巴巴(アリババ)
- 騰訊(テンセント)
- 華為(ファーウェイ)
最新トレンドの中から一部をご紹介
百度(バイドゥ):スマートシティー
世界をつなぐ地図・位置情報サービス戦略:バイドゥは地図サービス「百度地図(バイドゥマップ)」のグローバル戦略を刷新した。200以上の国・地域をカバーする地図データと⾼精度測位、多⾔語対応を強みに、海外渡航する中国⼈と訪中外国⼈の双⽅を⽀援している。飲⾷店やホテルなど数億件規模のPOI(Point of Interest、地図上の特定の点)情報を保有し、徒歩や⾃動⾞、公共交通など幅広い移動⼿段に対応。世界中でシームレスな位置情報サービスを提供し、新たな移動体験の実現を⽬指している。
旅⾏・物流を⽀えるデジタルツイン戦略:旅⾏分野では3億4000万件のPOIを活⽤し、現地⾔語検索やルート提案、予約サービスを提供。物流分野では「⼀帯⼀路」構想に対応し、住所認識や輸送監視などを⽀援している。さらにデジタルツイン基盤「DuEarth」は、中国360都市と1300万キロの道路網を3Dで再現。交通情報のリアルタイム更新や低⾼度物流にも対応し、次世代インフラとして活⽤が拡⼤している。
Image:「 BATH(中国ビッグ4)トレンドレポート 2026年7月」より抜粋
阿⾥巴巴(アリババ):地図・位置情報サービス
地図アプリが「考えるAI」へ進化︓アリババ傘下の「⾼徳地図(オートナビ)」は、世界初のAIネイティブ地図アプリを発表した。従来の地図アプリが位置情報の取得と案内を中⼼としていたのに対し、新バージョンは「感知」「思考」「⾏動」「フィードバック」を繰り返しながら利⽤者を⽀援する。⾳声対話型AIを搭載し、旅⾏計画の作成やルート変更、レストラン予約などにも対応。ユーザーの習慣や嗜好を学習し、移動と⽣活を⽀えるパーソナルAIアシスタントとしての役割を担っている。
先回り提案で移動体験を刷新︓新版オートナビは、利⽤者の潜在ニーズを予測し、⾏き先や移動⼿段を先回りして提案できる。新機能「AI即刻」は時間や場所の状況を踏まえて次の⾏動を提⽰し、「AI探索」はユーザーが気付かなかった新たな⽬的地を提案する。また交通予測AIを活⽤したナビゲーションでは、渋滞や事故を先読みし、ルート全体を最適化。安全性と快適性を⾼める知能防御機能も備え、地図アプリの役割を⼤きく拡張している。
Image:「 BATH(中国ビッグ4)トレンドレポート 2026年7月」より抜粋
ファーウェイについては、他にも「⾃動運転・ADAS技術」「産業AI・AIエージェント」「⾃動運転・センシング技術」についてご紹介しています。
日中オープンイノベーション共創を推進するアクセラレーターならではの視点から、BATH (中国ビッグ4) の最新トレンドと今後の動きが把握できるレポートとなっています。
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