スタートアップエコシステムの調査・取材で培った知見とネットワークを活かしてTECHBLITZがお届けする「NEW JAPAN SUMMIT 2024 TOKYO」が、東京都千代田区の東京イノベーションベース(TIB)で11月6日(水)に開催される。今年のテーマは「AI × ものづくり・脱炭素・ヘルスケア」。本記事では、ピッチ登壇&ブース出展するそれぞれの領域のスタートアップの中から、編集部がピックアップした海外スタートアップを一足先に紹介します。
NEW JAPAN SUMMIT 2024 TOKYOとは:
世界のスタートアップエコシステムと日本をつなぐメディア「TECHBLITZ」が、これまでのスタートアップエコシステムの調査・取材で培った知見とネットワークを活かして企画・運営するグローバルサミット。スタートアップのピッチ登壇&ブース出展をはじめ、業界のキープレイヤーやオープンイノベーションに取り組む国内大手企業の事例を学ぶ各種プログラムを提供します。
世界のスタートアップエコシステムと日本をつなぐメディア「TECHBLITZ」が、これまでのスタートアップエコシステムの調査・取材で培った知見とネットワークを活かして企画・運営するグローバルサミット。スタートアップのピッチ登壇&ブース出展をはじめ、業界のキープレイヤーやオープンイノベーションに取り組む国内大手企業の事例を学ぶ各種プログラムを提供します。
目次
AI × ものづくり
・RobCo(ロブコ)
・3d Signals(3dシグナルズ)
AI × 脱炭素
・Urban Machine(アーバンマシン)
AI × ヘルスケア
・Rad AI(ラッドAI)
・Centaur Labs(セントアーラボ)
AI × ものづくり
RobCo(ロブコ)
大企業「以外」のための産業ロボット
設立年 | 2020年 |
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URL | https://www.robco.de/en |
RobCo(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、大企業ではなく中規模の製造メーカー向けにモジュール式産業ロボットを開発する。旋盤加工 / レーザー加工 / パレタイジングなどの工程に対応している。ミュンヘン工科大学のロボット工学やAI研究者が中心となり創業した大学発スタートアップ。
2024年2月のシリーズBの資金調達ラウンドで、Sequoia CapitalやLightspeed Venture Partnersなどから4,300万米ドルを調達した。
2024年2月のシリーズBの資金調達ラウンドで、Sequoia CapitalやLightspeed Venture Partnersなどから4,300万米ドルを調達した。
image : RobCo ※TECHBLITZが取材した記事はこちら
3d Signals(3dシグナルズ)
どんな工場の機械もクラウドに接続
設立年 | 2015年 |
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URL | https://3dsignals.com/ |
3d Signals(本社:米カリフォルニア州)は、工場の機械モニタリングソリューションを提供するスタートアップ。機械に小型の非侵襲センサーを取り付けると、データ取得用のIoT装置を通じてクラウドに機械の活動状況がリアルタイムに送信される。機械の新旧やメーカーに左右されることなく設置が可能で、運用上のボトルネックになっている事柄などを特定し、生産性の向上に寄与する。
image : 3d Signals
AI × 脱炭素
Urban Machine(アーバンマシン)
AI搭載ロボットで建築用廃材を再利用
設立年 | 2021年 |
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URL | https://urbanmachine.build/the-machine |
Urban Machine(本社:米カリフォルニア州オークランド)は、建築用廃材の再利用ソリューションを手掛けるロボティクス系スタートアップ。建設現場や解体現場から廃材を回収し、AIとロボットを活用して釘やネジなどの金具を自動で除去した上で、資材として再活用することを目指している。
2022年2月の資金調達シードラウンドでは、GV(旧Google Ventures)などから5,600万米ドルを調達した。
2022年2月の資金調達シードラウンドでは、GV(旧Google Ventures)などから5,600万米ドルを調達した。
image : Urban Machine
AI × ヘルスケア
Rad AI(ラッドAI)
放射線科医のレポート作成業務をAIで支援
設立年 | 2018年 |
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URL | https://www.radai.com/ |
Rad AI(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ)は、放射線科医のために開発されたAIレポート自動生成プラットフォームを展開するスタートアップ。機械学習とAIを活用することで診断レポートの作成を合理化するもので、医師の所見に臨床的な誤りがないかをチェックする機能や、患者に必要なフォローアップを自動化する機能もある。
2024年5月のシリーズBの資金調達ラウンドでは、リード投資家のKhosla Venturesなどから5,000万米ドルを調達した。
2024年5月のシリーズBの資金調達ラウンドでは、リード投資家のKhosla Venturesなどから5,000万米ドルを調達した。
image : Rad AI
Centaur Labs(セントアーラボ)
MIT発、医療データをラベル付けする技術
設立年 | 2017年 |
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URL | https://centaurlabs.com |
Centaur Labs(本社:米マサチューセッツ州ボストン)は、機械学習などを活用した医療用AIの精度向上を図るための医療データのラベリング技術を開発。CTスキャン画像などの医療データからAIが病状を正確に診断するために必要な、医療データのラベル付けに特化したサービスを提供している。
image : Centaur Labs ※TECHBLITZが取材した記事はこちら