建設業界のトレンドを紹介 「Construction Startups Trend Report」新規発刊!

建設業界のトレンドを紹介 「Construction Startups Trend Report」新規発刊!

このトレンドレポートでわかること

●建設業界の領域のトレンド(資金調達状況、日本企業連携例、注目領域)
●注目スタートアップ60社の概要

 2024年には市場規模が世界的に11兆ドルを超えるとも推定されている建設業界。昨今では数多くのスタートアップが、テクノロジーの力によって、プロジェクトや品質の管理、現場のモニタリング、作業の自動化など、建設プロセスの幅広いシーンを大きく変化させています。

 「TECHBLITZ」編集部では今回、これらの建設関連業界スタートアップにさまざまな角度から光を当てた、「Construction Startups Trend Report(建設スタートアップ トレンドレポート)」を作成しました。

*出典:Global Construction Industry Databook Series - Market Size & Forecast by Value and Volume across 40+ Market Segments, Opportunities in Top 100 Cities, and Risk Assessment - COVID-19 Update Q2 2020

 本レポートでは、過去5年間における資金調達トレンドや業界を変革する注目のスタートアップを、グラフやリストなどを通して幅広くご紹介しています。

■Construction Startups Trend Report
1.Research Graph(資金調達件数および総額の推移、地域別分析、ラウンド別分析)
2.建設関連スタートアップの資金調達総額 Top10
3.新たなデジタル化が進む注目領域
4.日本企業との協業事例
5.注目のスタートアップリスト

近年拡大する協業領域

 TECHBLITZでは今までも、建設業界のオープンイノベーションの具体的事例を取り上げてまいりました。過去にインターネット導入による生産性向上に失敗しながらも、その後に「大林チャレンジ」など独自の仕組みで改革を続ける大林組、圧倒的なスピード感をもって協業を進めるコマツ、イノベーションに共感する仲間づくりを重視しオープンイノベーションを進める鹿島建設などが、一例です。

 本レポートでは、周辺企業まで視野を広げて、日本企業と海外スタートアップとの協業例を一覧化しています。これによって近年の日本の建設業界で加速するイノベーションを、俯瞰的に捉えることが可能となっています。

既存の重機の無人化も 今注目の領域とスタートアップ紹介

 ここからは、建設周辺領域の中でも注目が集まる領域と、その代表的スタートアップを紹介していきます。

Katerra(モジュール建築)

 徹底的に規格化された部材を工場で生産/加工(プレファブリケーション)することで現場作業を最小化するのがモジュール建築技術です。短工期/低コスト/安定した品質での建設を実現することから、マイホーム所有のハードルを下げるソリューションとして米国で特に注目が高まっています。

 その中でKaterraは、独自のデザインシステムやオートメーション化された生産ラインによって、設計から施工までの工程をワンストップで実施するサービスを提供しています。(詳しくはこちら

本拠地  :US
設立年  :2015年
資金調達額:12億5320万USドル
シリーズ :Series E
URL   :https://www.katerra.com/
主な支援先:Foxconn Technology Group, Khosla Ventures, SoftBank Vision Fund, 他

DroneDeploy(モニタリング & 品質管理)

 設計図との食い違いなどによる手戻りの発生を、現場の見える化によって抑制するソリューションの普及が進んでいます。ドローンやロボットからのカメラ映像やIoT機器からのデータによって、現場と図面との不一致をリアルタイムで自動検知するものが増えています。

 DroneDeployはドローンで集めた建設現場データから高解像度のデジタル画像や3Dマッピングを生成し、測量や進捗管理、分析などを行えるソフトウェアを提供しています。

本拠地  :US
設立年  :2013年
資金調達額:9260万USドル
シリーズ :Series D
URL   :https://www.dronedeploy.com/
主な支援先:Bessemer Venture Partners, Redpoint, Emergence, 他

Built Robotics(自動化 & ロボット)

 建設現場で自律的に走行し、人の手による作業を代替する重機を用いたソリューションの導入が本格的に始まっています。

 なかでもBuilt Roboticsは、既存の重機(ブルドーザーやショベルカー等)を、自律走行型の無人ロボットにするソリューションを提供しています。タブレット上で走行ルートや作業を指定すると、自動で掘削を行えます。

本拠地  :US
設立年  :2016年
資金調達額:4800万USドル
シリーズ :Series B
URL   :http://www.builtrobotics.com/
主な支援先:Founders Fund, New Enterprise Associates, Next47, 他

IrisVR(バーチャルリアリティ)

 重機操作トレーニングや現場作業のサポートなど、熟練労働者の減少と労働力不足を解消するソリューションとして、VRを活用した設計図面の3Dモデル化技術が注目されています。同技術は、リモートワーク時のチーム内でのコラボレーションにも有効とされています。

 IrisVRは作成した3DモデリングをVR機器用データに簡単に変換できるツールです。建設業者やデザイナーが、設計図と完成イメージに相違がないかVRモデルで容易に確認できます。

本拠地  :US
設立年  :2014年
資金調達額:1370万USドル
シリーズ :Series A
URL   :https://irisvr.com/
主な支援先:Techstars, Valar Ventures, Azure Capital Partners, 他

 本レポートの後半では、これらのスタートアップ60社を領域毎に紹介しています。

 日本企業が企業経営の意思決定やDX、新規事業、オープンイノベーションを進める際の情報収集ツールとして活用していただける内容となっております。「Construction Startups Trend Report」をご希望される方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

※新規事業開発、R&D、オープンイノベーション、商材発掘などを行う事業会社、政府系機関(行政含む)、CVC、VC、メディアに限りお渡しさせて頂いております。サービスプロバイダー、コンサル、もしくは弊社と同業種の方へのお渡しはお断りさせて頂く場合があること、ご了承ください。

カテゴリー Construction / Research / Startup
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