Google Glassを活用し、医師の業務効率を改善する「Augmedix」。現在、医師は診察後の患者のカルテや紹介状の作成など、診療以外の事務作業に一日の労働時間の1/3をさいているという。同社が開発するソフトウェアは、医師がGoogle Glassを使用することで、患者のカルテを確認しながら診療ができるほか、診療内容が記録され、医師のカルテの作成サポートを行ってくれることからより医者が患者と向き合う時間を確保できる。すでにDignity HealthやSutter Healthといった全米大手の公的医療機関をパートナーに持つ同社の共同創業者であり、自らも医師の道を目指していたというPresidentのPelu Tran氏に本サービスの特徴や医者が抱える問題、起業の経緯を聞いた。
Peru Tran
Augmedix
President
スタンフォード大学卒業。2015年のアメリカForbes誌が選ぶ30歳以下の30人のメディカル部門に選ばれる。2012年に同社を設立。