このトレンドレポートでわかること
●「Web3(Web3.0)」関連のテックトレンド(レイヤー1、開発プラットフォーム、セキュリティ、分析etc)
※今回TECHBLITZ上で配布する「Web3 Trend Report」は一部項目のみの短縮版となります。下記コンテンツを含んだ完全版は「BLITZ Portal」会員のみに配布いたします。
[完全版で追加される内容]
Web3(Web3.0)とは? 課題を解決する次世代のインフラ
Web3(Web3.0)とは、次世代のインターネットの構造や方向性を表す概念であり、ブロックチェーンをベースに暗号プロトコル、デジタル資産、分散型金融、アプリケーションなどを含む、分散型あるいは非中央集権型のネットワークであると言われています。
この「Web3」という言葉は2021年後半から急激に存在感を増してきました。しかしその定義はまだ固まっておらず、専門家によっても様々です。例えば、Web3分野への投資に積極的なベンチャーキャピタルの代表格であるAndreessen Horowitzは、Web3を「デジタル資産、分散型金融、ブロックチェーン、スマートコントラクト、トークン、分散型自律組織(DAO)を包含するテクノロジー群である※」とうたっています。また「Web3はネットワークの方向性、オンライン上の規範、経済的利益の分配方法といった重要な課題について、より適切な集合的意思決定を可能にし、インターネットが人々が情報をやりとりする方法を変革したように、Web3は価値が世界を循環する方法を変化させるインフラである※」としています。
テクノロジーによって権力、資源、利益、情報を分散し、現在の制度が抱える多くの課題を解決すると期待されているWeb3が、今、注目を集めています。
※ A16z “How to Build a Better Internet: 10 Principles for World Leaders Shaping the Future
of Web3” (Jan 2022)
Web3の課題と現状
Web3には課題もあります。まず、現在のブロックチェーンの取引手数料(ガス代)の高さや処理スピードの遅さです。例えばWeb3のサービスを構築するブロックチェーンの代表格Ethereumでは、多くのプログラムが稼働し多数のトランザクションが発生しているため、手数料の高騰が課題となっています。また、安全性は高いもののデータの処理に時間がかかり過ぎていることも普及の妨げとなっています。
さらに、中央に管理者が不在であることから、詐欺やハッキングの被害は自己責任となること、各国での法整備が追いついていないこともWeb3の課題です。また、非中央集権型をうたいながらも、Web3の各分野でメジャープレイヤーが市場を圧巻する傾向が見られるという現実もあります。
このように、現在のところWeb3については高い期待値と課題の両方が存在しています。
Web3の用語集も掲載
「Web3 Trend Report」は、以下の画像の内容で構成しております。そのうち本記事下部のフォームから入手できる短縮版では、冒頭の「Overview」と「カテゴリー概要(Category7まで)」のセクションをご提供しています。
用語集のページでは、Web3を理解するための代表的なワードとして、下記の用語を説明しています。
- ブロックチェーン
- スマートコントラクト
- DeFi
- DEX
- NFT
- dApps
- ウォレット
- DAO
web3で特に注目を集めるトレンド技術
「カテゴリー概要」では、「Web3(Web3.0)」領域の注目テックカテゴリー概要と、その領域における代表的なスタートアップを紹介しています。紹介するスタートアップは、直近の資金調達情報や事業概要や報道記事を元に、「TECHBLITZ」編集部にて有望性や独自性を判断して選定しています。
- レイヤー1
- レイヤー2&ブリッジ
- 開発プラットフォーム
- ストレージ
- セキュリティ
- 分析
- ガバナンス&リスク管理
日本企業が現状のトレンドを予測するうえで、またオープンイノベーションの進め方を考えるうえで、本レポートがお役立ていただければ幸いです。
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※今回TECHBLITZ上で配布する「Web3 Trend Report」は一部項目のみの短縮版となります。完全版は「BLITZ Portal」会員のみに配布いたします。
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