TECHBLITZ編集部では今回、「AR(拡張現実)/VR(仮想現実)」に関連するOverviewや幅広いカテゴリーの世界の最新スタートアップ情報に焦点を当てた「AR/VRトレンドレポート」を作成しました。
※レポート本誌「AR/VRトレンドレポート」は、2023年7月に「BLITZ Portal」ご利用企業向けに発刊しております。

このトレンドレポートでわかること

●AR/VR技術を牽引するビッグテック(GAFAM)のこれまでの取り組み
●カテゴリー別エンタープライズAR/VRの活用事例(製造 / ものづくり、自動車・モビリティ …etc)

※今回TECHBLITZ上で配布する「AR/VRトレンドレポート」は一部項目のみの短縮版となります。下記コンテンツを含んだ完全版は「BLITZ Portal」会員のみに配布いたします。
[完全版で追加される内容]
・カテゴリー別エンタープライズAR/VRの活用事例(Category7以降)

現在のAR/VR動向

Image: Apple Official SIte/Vision Pro, Meta Official Site/What is the metaverse?

 2023年6月、Appleのゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Apple Vision Pro」の発表を受けて、拡張現実(AR) / 仮想現実(VR)、そしてメタバースの世界が俄かに活気づいています。iPhoneの登場が世界を変えたように、Vision Proが世界を一変させる日が来るでしょうか。

 AppleのTim Cook CEOはVision Proの発表に際して、「空間コンピューティング」を提唱しました。現実の空間の上にアプリケーションやコンテンツを表示する、現実との接点を保ち続けるという、競合とは異なるアプローチを採用したのです。同氏はかねがね、VRよりもARを重視する考えを示してきたことで知られています。

 これに対して、より没入感の高いオンライン空間である「メタバース」の世界を追求するのが、ご存知、Facebookから社名変更を行ったMetaです。

 米調査会社Gartnerも2022年2月に「2026年までに25%の人が、仕事、買い物、教育、ソーシャル、エンターテインメントなどのために、1日1時間以上メタバースで過ごすようになる」と予測するレポート*を発表しています。何十億もの人々が、リビングルームにいながらにして、働き、買い物をすませ、学び、互いに交流できるような世界の到来が想定されています。

 上記2社に代表されるようにテック業界内でも目指す世界観はさまざまであり、今後どのような発展を遂げていくか予想することは難しいですが、ひとつ言えることは、AR/VR、メタバースについてはいまだに多くの誤解があり、その代表が「ゲーム」や「エンターテインメント」のための技術に過ぎないという考えです。確かに、ゲームやエンターテインメントの領域で発展を遂げてきたAR/VR技術ですが、今日では、製造業からヘルスケアまでさまざまな分野でこれらの技術をベースにした新たなソリューションが生み出され、すでに活用が進んでいます。AR/VR、メタバースの価値の多くは、個人ユーザー向けよりも、ビジネスアプリケーションにあるという見解も聞かれるようになりました。市場調査会社Astute Analyticaは、トレーニング、デザイン、マーケティング、顧客体験の向上といったユースケースを中心に、世界のエンタープライズAR/VR市場は2030年までに$364.9Bに達するだろうと試算しています**。

* Gartner, "Gartner Predicts 25% of People Will Spend At Least One Hour Per Day in
the Metaverse by 2026
"
** / Image: Astute Analytica,"Enterprise Augmented Reality And Virtual Reality market
- Industry Dynamics, Market Size, And Opportunity Forecast To 2030
"

短縮版でも「AR/VR」関連スタートアップ16社をご紹介(本記事では、うち3社を紹介)

 「AR/VRトレンドレポート」は、以下の画像の内容で構成しております。そのうち本記事のフォームから入手できる短縮版では、冒頭の「Overview」「AR/VR技術を牽引するビッグテックのこれまでの取り組み」そして「カテゴリー別エンタープライズAR/VRの活用事例(一部)」をお読みいただけます。

製造 / ものづくり

Varjo

Image : Varjo HP

自動車・モビリティ

holoride

Image : holoride HP

小売・物流

Emperia

Image : Emperia HP



 日本企業が現状のトレンドを予測するうえで、またオープンイノベーションの進め方を考えるうえで、本レポートが少しでもお役立に立てれば幸いです。

 「AR/VRトレンドレポート」短縮版をご希望される方は、「レポートを入手する」より資料請求をお願いします。

※今回TECHBLITZ上で配布する「AR/VRトレンドレポート」は一部項目のみの短縮版となります。完全版は「BLITZ Portal」会員のみに配布いたします。

※新規事業開発、R&D、オープンイノベーション、商材発掘などを行う事業会社、政府系機関(行政含む)、CVC、VC、メディアに限りお渡しさせて頂いております。サービスプロバイダー、弊社と同業種の方等へのお渡しはお断りさせて頂く場合があること、ご了承ください。



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