このレポートでわかること
●TECHBLITZ厳選「スマートファクトリー」関連のスタートアップ資金調達動向50社(自動製造システム、3D プリンティング、セキュリティ etc.)
●4つの大企業×スタートアップ協業事例の紹介
現状のファクトリーテックの概要 ファクトリーテックとは?
2011年にドイツ政府が提唱した「インダストリー4.0」の概念は世界中に広まり、日本においても「スマートファクトリー」や「スマート製造」など、馴染みやすい言葉とともに浸透しています。世界経済の混乱が続いている昨今でも、製造現場へロボットシステムやデータ分析ツールを導入しながら作業の効率性や安全性を高めようとする傾向に陰りはありません。今後もスマートファクトリー市場は拡大を続け、2026年には1,000億ドル以上*に達するとも言われています。
そんなスマートファクトリー分野において、現在ビジネスの先端を見つめる投資家たちから強く支持されるスタートアップはどのようなものなのでしょうか。投資家からより多くの資金を調達するトップ層のスタートアップを知ることで、同分野で躍進している製品やサービス、ビジネスモデルを把握できることでしょう。
本レポートでは、対象領域を製造業における工場での利活用を進める製品群(スタートアップ)とし、その累計調達金額が大きいトップ50をピックアップしました。以前から活用が進められているAMR(自律走行搬送ロボット)や品質検査ソリューションをはじめ、製造機器に特化したサイバーセキュリティツールやARソリューションに関する企業も含まれます。レポート終盤では2020年以降に発表されたスタートアップと大手企業の協業事例もいくつか取り上げています。
*Smart Factory Global Market Report 2022
「スマートファクトリー」関連のスタートアップ50社が掲載
ここからは、レポートでも掲載している「スマートファクトリー」関連から数社スタートアップを紹介します。
運搬ロボット(AMR / AGV)
Geek+
Image : Geek+ HP
AMRで世界シェア大手の物流ロボットメーカー。ベルトコンベアシステムをAMRに置き換えるスマートファクトリーソリューションも展開。
- 資金調達額:$539.4 M
- 本拠地:Beijing,China
- HP:https://www.geekplus.jp/
- 企業概要ページ:https://blitzportal.com/startups/Geek+-zojDM4xm
産業用ロボット
Flexiv
Image : Flexiv HP
複雑な環境下でも高い適応力を発揮する産業用ロボットアームを開発。スタンフォード大
のロボット・AI研究所のメンバーらにより設立された。
- 資金調達額:$196.5 M
- 本拠地:Santa Clara,CA, US
- HP:https://www.flexiv.com/en/
- 企業概要ページ:https://blitzportal.com/startups/Flexiv-vgjLmvxo
3Dプリンティング
Carbon
Image : Carbon HP
金型成形の制約を超えた造形が可能な高機能3Dプリンターを開発。工業や歯科など幅広い
分野で導入され、プロトタイプ製造から量産製品の製造も可能。
- 資金調達額:$683.4 M
- 本拠地:Redwood City,CA, US
- HP:https://www.carbon3d.com/
- 企業概要ページ:https://blitzportal.com/startups/Carbon-Drjk2ZK7
セキュリティ
Claroty
Image : Claroty HP
OTネットワークのサイバーセキュリティソリューション。常時監視とイベント監視により
セキュリティインシデントをリアルタイムで検知。
- 資金調達額:$640.0 M
- 本拠地:New York,NY, US
- HP:https://claroty.com/
- 企業概要ページ:https://blitzportal.com/startups/Claroty-Plx72ajr
日本企業が現状のトレンドを予測するうえで、また研究開発やオープンイノベーションの進め方を考えるうえで、本レポートをお役立ていただければ幸いです。
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