【2019年下半期】イスラエルのアクティブベンチャーキャピタル4選

【2019年下半期】イスラエルのアクティブベンチャーキャピタル4選

Israel / VC / Pitango Venture Capital / Magma Venture Partners / Pontifax Venture Capital / OurCrowd
2020/04/01
シリコンバレーと同様にテクノロジー大国として知られるイスラエル。すでにエグジットを果たした「Wix」「Waze」はイスラエル発のスタートアップだ。今回、「TECHBLITZ」編集部では急成長するイスラエルのスタートアップにアクティブに投資をするイスラエルベンチャーキャピタルを紹介する。今回紹介するのは、イスラエルにヘッドクォーターがあり、2019年10月1日から2020年3月21日までの6ヶ月間にイスラエルのスタートアップに投資をしたベンチャーキャピタルだ。(データ出典:PitchBook Data、2020年3月31日時点)

Googleが買収したWazeにも投資「Magma Venture Partners」

 1999年に設立されたMagma Venture Partnersはイスラエルのテルアビブを拠点に80以上のイスラエルスタートアップを支援してきた。投資分野はソフトウェアやセミコンダクター、メディア等のイスラエルの情報、コミュニケーションテクノロジー(ICT)分野中心である。アーリーステージのスタートアップへの投資が多く、Googleに買収されたカーナビゲーションアプリの「Waze」にはSeries Aで1200万USドルの投資を行っている。

イスラエル以外も含む全ての投資:133
イスラエル国内での過去6ヶ月の投資数:5
主な投資先:PayKey、Iguazio、Interzerなど

【投資先スタートアップ紹介】
PayKey
既存のメッセージアプリ上での送金を実現する決済ボタン付きキーボードアプリを開発。銀行のオンラインバンクと連動させることで、銀行の専用アプリを開く必要なく、LINEなどの外部アプリ上で銀行取引を実現。
資金調達額:2644万USドル
ヘッドクォーター:Tel Aviv, Israel
URL:https://paykey.com/

160以上のイスラエルスタートアップを支援「Pitango Venture Capital」

 Pitango Venture Capitalは1993年に設立され、これまで160以上のイスラエルスタートアップに投資を行ってきた。投資分野は情報技術からヘルスケア、投資ステージもアーリーステージからレートステージまでと幅が広い。イスラエルのヘルツリーヤにヘッドクォーターを構え、イスラエルだけでなくヨーロッパやアメリカのスタートアップへの投資も積極的に行っている。

イスラエル以外も含む全ての投資:340
イスラエル国内での過去6ヶ月の投資数:5
主な投資先:Riskified、Formlabs、Browsiなど

【投資先スタートアップ紹介】
Riskified
クレジットカード決済の不正検知とチャージバック損害の保証サービスを提供。オンライン不正取引を検知するだけでなく、Riskifiedが正常と判断した取引が不正取引だった場合、その被害額全額を弁済するシステム。
資金調達額:2億2万2870USドル
ヘッドクォーター:Tel Aviv, Israel
URL:https://www.riskified.com/

イスラエル発メディアカル分野特化型VC「Pontifax Venture Capital」

 2004年に設立されたPontifax Venture Capitalはイスラエルのメディカルデバイススタートアップを中心にライフサイエンス、製薬に特化したベンチャーキャピタルだ。世界最大の製薬会社の一つであるTeva Pharmaceutical IndustriesのCEOを務めた故Eli Hurvitz氏が設立し、これまでに60以上のイスラエルスタートアップに投資を行ってきた。アーリーステージを中心にレーターやシードのスタートアップへの投資を行っている。

イスラエル以外も含む全ての投資:103
イスラエル国内での過去6ヶ月の投資数:4
主な投資先:V-Wave、CathWorks、Adicet Bioなど

【投資先スタートアップ紹介】
V-Wave
心臓の右心房と左心房の間に設置する血液を流すための埋込装置(シャント)を開発。一方向に適切な量の血液が流れるよう設計されており、慢性心不全患者の左心房圧力を適切にコントロールすることが可能。
資金調達額:1億USドル
ヘッドクォーター:Hefa, Israel
URL:http://vwavemedical.com/

クラウドファンディング型VC「OurCrowd」

 OurCrowdは2013年に設立されたクラウドファンディング型のベンチャーキャピタルだ。OurCrowdは一個人でもOurCrowdにアカウントを作成すれば、スタートアップに投資することを可能にしている。すでにOurCrowdは120以上ものイスラエルスタートアップに投資をしており、情報テクノロジーを中心に消費者向けプロダクト・サービスやヘルスケア分野への投資が多い。

イスラエル以外も含む全ての投資:216
イスラエル国内での過去6ヶ月の投資数:4
主な投資先:Hailo Technologies、Airobotics、Arbe Roboticsなど

【投資先スタートアップ紹介】
Airobotics
重工業から防衛分野まで様々な産業に対応する完全自律型ドローンと格納ステーションを開発。工業施設の点検や監視、マッピングを目的とした航空データの撮影用途で活躍。
資金調達額:1億810万USドル
ヘッドクォーター:HaMarkaz, Israel
URL:https://www.airoboticsdrones.com/

イスラエルVCの投資状況を知るには

 TECHBLITZでは紹介したベンチャーキャピタルを始めとするイスラエルのベンチャーキャピタルやイスラエルのスタートアップエコシステムを紹介する「Israel Startup Ecosystem 50」を提供しております。オープンイノベーションを進める際や商材発掘時の情報収集ツールの一つとして活用していただける内容となっております。ご希望される方は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

※オープンイノベーション、デジタルトランスフォーメーション、商材発掘などスタートアップ連携に携わる事業会社、政府系機関(行政含む)、CVC、VC、メディアに限りお渡しさせて頂いております。サービスプロバイダー、コンサル、もしくは弊社と同業種の方へのお渡しはお断りさせて頂く場合があること、ご了承ください。

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