※レポート本誌は、2025年10月に「BLITZ Portal」ご利用企業向けに発刊しております。
ウェルネスエコノミーの世界市場 今とこれから
ウェルネスエコノミーの世界市場規模と予測
出典:Global Wellness Institute “The Global Wellness Economy Reaches a New Peak of $6.3 Trillion––And Is Forecast to Hit $9 Trillion by 2028”
個人の健康と幸福に対する意識は世界的に高まり続け、ウェルネス市場は今、かつてないほどの勢いで成長しています。「ウェルネス」は、フィットネスや栄養といった身体的な健康を意味するだけではなく、精神的な充足感や社会的なつながり、さらには経済的な安定までをも含む、よりホリスティック(包括的)な概念へと進化を遂げており、幅広い領域で革新的なソリューションやサービスが次々と誕生しています。
ある調査によるとウェルネス市場は2023年から2028年にかけて年間7.3%の力強い成長を遂げ、世界のGDPの6.8%を占めるようになると予測されています*。同調査によると2028年には市場規模が$9T(2019年のほぼ2倍)に達するとも言われており、ウェルネスが一過性のブームではなく、持続的な成長ドライバーであることを示唆しています。市場拡大の背景には、個人の価値観の変化に加え、従業員の心身の健康を企業の競争力と捉える「健康経営」への注目があり、法人向けのウェルネス市場が新たな成長領域として特に期待されています。
またこのダイナミックな市場を牽引しているのが、テクノロジーの進化です。他の多くの業界と同様に、AIの活用はウェルネス体験を根底から変えつつあります。リアルタイムのバイタルサイン、ゲノム情報や生活習慣といった膨大な個人データを解析し、一人ひとりに最適化された栄養指導やフィットネスプラン、メンタルヘルスケアを提案するサービスが浸透してきています。また、スマートウォッチやリング型のウェアラブルデバイスの普及は、心拍数や睡眠パターンといった日常的な健康データを誰もが手軽に収集できる環境を創出しました。これにより、個人の健康管理が「治療」から「予防」へとシフトすると同時に、蓄積されたデータは次世代のヘルスケアソリューション開発の基盤となっています。
さらに近年のトレンドとして特筆すべきは、科学的アプローチで健康寿命の延伸を目指す「長寿(ロンジェビティ)」や、これまで見過ごされがちだった「ファイナンシャルウェルネス」や「ソーシャルウェルネス」といった、よりパーソナルで多様なニーズに応える領域への広がりです。投資家の関心もこうした細分化された領域で活躍する有望なスタートアップへと向かっています。
本レポートでは、この広大なウェルネス市場を「身体的なウェルネス」「ヘルスケアとの連携」「生活の質の向上」の3つの領域に分け、それぞれの分野で資金調達に成功し、急成長を遂げる国内外のスタートアップの動向をカテゴリー別にご紹介します。また後半には大手企業とスタートアップによる協業や導入事例も掲載しています。本レポートが、皆様の事業戦略や情報収集の一助となれば幸いです。
本レポートの無料版ではスタートアップを12社ご紹介
「ウェルネストレンドレポート」は、以下の画像の内容で構成しております。そのうち本記事のフォームから入手できる短縮版では、冒頭の「Overview」と「カテゴリー概要(一部)」をお読みいただけます。
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[完全版で追加される内容]
・(Category7以降)カテゴリー概要
・大手企業との協業 / 導入事例
パーソナライズされた栄養
この領域では、AIによる解析精度の向上と個別最適化されたサービスへの関心が市場を後押ししています。個人の遺伝子情報や腸内環境、ライフスタイルなどのデータを AI あるいは専門知識を持つ栄養士が分析し、個人の健康増進に有効な栄養素や食事プランを提案するサービスなどが台頭しています。
Viome
個人の体内の微生物特性にあったサプリで健康促進
image : Viome HP
体内微生物の独自検査に基づき、カスタマイズしたサプリや推奨する食事情報を提供する健康ソリューションを提供。個人のマイクロバイオーム(微生物叢)情報を解析し、パーソナライズされた栄養指導やサプリメントを提供することで、一人ひとりに適した方法による健康問題の解決を目指す。
- 資金調達額累計:$301.0M / Series D
- 本拠地:米国 ワシントン州 ベルビュー
- HP:公式ウェブサイト(外部)
- 企業概要ページ:BLITZ Potal 企業概要ページ
スリープテック
身体的・精神的健康の要は睡眠にあるという認識が広まり、多忙な人々の間で睡眠の質の改善に対する投資意欲が高まっています。睡眠の質をモニタリングするデバイスや、快適な睡眠環境を整えるための製品やサービスを提供するスタートアップが活躍しています。
Eight Sleep
自動温度調整で快眠を促すスマートベッド
image : Eight Sleep HP
温度の自動調整、生体データの追跡とコーチング機能を備えた、快眠を促すスマートマットレスを開発。内蔵センサーで心拍数、心拍変動、呼吸数などの生体データを集め、AIで解析しマットレスの温度を適切に調整することで、入眠を早め、深い睡眠を促す。
- 資金調達額累計:$262.1M / Series D
- 本拠地:米国 ニューヨーク州 ニューヨーク
- HP:公式ウェブサイト(外部)
- 企業概要ページ:BLITZ Potal 企業概要ページ
予防医療
医療費の増大を背景に、ヘルスケアは従来の「治療」から「未然に防ぐ予防医療」へのシフトが進んでおり、テクノロジーがその潮流をサポートしています。病気になる前の「未病」の段階から介入し、日々の健康を維持するための持続可能なソリューションやデバイスをご紹介します。
Eli
唾液を用いた在宅ホルモン検査ソリューション
image : Eli HP
自宅で気軽に判定できる、唾液ベースのホルモン検査ソリューションを提供。独自技術により、唾液中の活性ホルモンレベルを非侵襲的に検出し、データを経時的に追跡・分析することで、個人のホルモンパターンを正確に把握する。
- 資金調達額累計:$19.2M / Series A
- 本拠地:カナダ ケベック州 モントリオール
- HP:公式ウェブサイト(外部)
- 企業概要ページ:BLITZ Potal 企業概要ページ
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