Image: metamorworks & Vlasov Yevhenii/Shutterstock.com
「TECHBLITZ」編集部では今回、「XR」関連で幅広いカテゴリーの世界の最新スタートアップ情報や国内外の大手企業協業事例に焦点を当てた「XR Startups Trend Report」を作成しました。

このトレンドレポートでわかること

●「XR」関連のテックトレンド(エンターテイメント、バーチャルイベント、ヘルスケア、スマートグラスetc)

※今回TECHBLITZ上で配布する「XR Startups Trend Report」は一部項目のみの短縮版となります。下記コンテンツを含んだ完全版は「BLITZ Portal」会員のみに配布いたします。

    [完全版で追加される内容]
  • 大手企業の動向
  • 協業事例

VR・MR・ARの世界市場は2021年に$30.7B(約3.5兆円)に到達

 XRとは、様々な空間技術を組み合わせて現実の世界と違和感なく融合させ「新たな現実世界」を創造する技術のことで、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)その他のサブセットを含む概念です。

 2016年頃に話題となりスタートアップへの投資が集まったこともあるXRですが、当時は機能面や価格など実用性の課題から十分に成熟した分野とはならず、2019年以降はGartnerが発表する新興技術のハイプサイクル「Hype Cycle for Emerging Technologies」からも姿を消していました。しかし最近ではMetaの「Oculus」やMicrosoftの「Hololens」などに代表されるハードウェアの小型化・軽量化・低価格化、映像画質の向上、通信ネットワークの進化による遅延の低減、Appleの「ARKit」やGoogleの「ARCore」などのSDKや3Dコンテンツ開発ツールの充実、さらにはパンデミックの影響による遠隔ソリューションへのニーズの高まりなどを背景に、XR技術の活用が再び活性化しています。Gartnerは2022年のテクノロジートレンドの一つに「分散型企業」をあげていて、リモートで働く人々や消費者のニーズに応える仮想サービスの需要が高まるとしており*、IoTやAIを絡めたXR技術の複合的な活用が本格的に始まることを示唆しています。

 XR技術の需要の高まりと新たなビジネスの誕生が再び期待されている現在、VR・MR・ARの世界市場は2021年に$30.7B(約3.5兆円)に達し、2024年には$300B(約34.1兆円)近くに成長するとされています。**その用途はエンターテイメントをはじめとする非日常的な場面から、教育やトレーニング、さらには各産業での様々な実践的なユースケースへと拡大しています。また、最近ではFacebookが社名の変更と共にソーシャルメディア企業から「メタバースプラットフォーム」への移行を表明したことも話題になっており、各種のXR技術を活用したメタバースが、現在のインターネットのように社会に欠かせないインフラとなる日も近いのかもしれません。

 本レポートでは、エンターテイメントからヘルスケアまで生活に身近な場面でのXR、ものづくりからバーチャルオフィスなどのビジネスユース、さらにXRハードウェアとコンテンツ制作ツールについて、カテゴリ別にトレンドと有望なスタートアップをご紹介します。また後半ではMetaをはじめとする大企業の動向や海外スタートアップと大企業との協業事例を掲載しています。

* Gartner “Top Strategic Technology Trends for 2022”
https://www.gartner.com/en/information-technology/insights/top-technology-trends
** Statista “AR, VR, and MR market size 2021-2024”
https://www.statista.com/statistics/591181/global-augmented-virtual-reality-market-size

生活やビジネスでも当たり前に使われる世界へ

 「XR Startups Trend Report」は、以下の画像の内容で構成しております。そのうち本記事下部のフォームから入手できる短縮版では、冒頭の「Overview」と「カテゴリー概要」のセクションをご提供しています。

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 「カテゴリー概要」では、「XR」領域の注目テックカテゴリー概要と、その領域における代表的なスタートアップを紹介しています。紹介するスタートアップは、直近の資金調達情報や事業概要や報道記事を元に、「TECHBLITZ」編集部にて有望性や独自性を判断して選定しています。

  • エンターテイメント
  • バーチャルイベント
  • リテール
  • 教育・訓練・研修
  • ヘルスケア
  • 自動車・モビリティ
  • ものづくり・製造
  • 現場支援・効率化
  • バーチャルオフィス
  • ヘッドマウントディスプレイ
  • スマートグラス
  • コンテンツ制作

 日本企業が現状のトレンドを予測するうえで、またオープンイノベーションの進め方を考えるうえで、本レポートがお役立ていただければ幸いです。

 「XR Startups Trend Report」短縮版をご希望される方は、下記フォームより資料請求をお願いします。

※今回TECHBLITZ上で配布する「XR Startups Trend Report」は一部項目のみの短縮版となります。完全版は「BLITZ Portal」会員のみに配布いたします。

※新規事業開発、R&D、オープンイノベーション、商材発掘などを行う事業会社、政府系機関(行政含む)、CVC、VC、メディアに限りお渡しさせて頂いております。サービスプロバイダー、コンサル、もしくは弊社と同業種の方へのお渡しはお断りさせて頂く場合があること、ご了承ください。




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